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Saturday, July 30, 2005

すいません

【7月30日特記】 先日東京駅の地下を歩いていて肩がぶつかった。「すいません」と咄嗟に僕は謝ったのだが、ぶつかった相手は振り返って悪態をついていた(なんと言っていたのかよく判らなかったけれど)。

僕は瞬時に謝っている自分に気がついて、なんと弱気な奴かと自分がちょっと情けなくなった。

でも、最近は駅で肩がぶつかったからと言って刺身包丁で刺す奴がいるくらいだから、なんであれ謝っておくほうが無難である(そもそも普段から包丁を持って歩いているということ自体が恐ろしいが・・・)。

──などと気を取り直して再び歩き始めたのだが、よく考えたら、僕は罵倒されて謝ったのではない。僕が謝ったほうが先で彼が悪態をついたほうが後である。

僕が情けない気分になったのは、こっちが謝っているのに相手が罵倒してきたからだ。

僕が「すいません」と言って相手も「すいません」と言っていれば何の不愉快な思いもせずに済んだはずだ。

「俺もボーッと歩いていたかもしれんなあ」で「すいません」で良いのである。「あっちも悪かったがこっちも悪かった」なんてことは世の中一杯ある。

「相手が謝ってないのに自分だけ謝るのは損だ」などという考えは捨てたほうが良いと思った。

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