Monday, January 23, 2017

画面の明るさと店の品格

【1月23日特記】 現代の日本では数多くの店舗や施設がポイントカードの類を発行している。面倒くさいからそんなものには加入しないという人もいるだろうが、僕はよく使う店舗についてはそれなりのメリットもあるので加入している。

そして、近年ではそれらの会員証の多くがスマホのアプリに変わってきている。アプリをたくさん入れるのは嫌だという人もいるだろうが、僕はカードを何枚も持ち運ぶよりは良いので、よく使う店舗のものはアプリをインストールしてある。

で、そのアプリの画面を見せて店員にリーダーでスキャンしてもらうわけだが、スマホの画面が暗いとうまく読み取れないことがよくある。

僕も最初にヨドバシカメラで見せたときに何度も読み取りに失敗して、「すみません、画面をもう少し明るくすることはできますか?」と言われ、そんなことは予期していなかったので、「えっと、画面の明るさはどこで設定するんだっけ?」と焦ったことがあった。

普段から明るい画面で見ている人もいるのだろうが、僕は結構暗くしている。最大値の20%ぐらいの明るさである。明るいと目が痛い。ポイントに目がくらんで画面を明るくし、そのためにもう一度目がくらむのはまっぴらなのである。

» Continue reading

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Sunday, January 22, 2017

PC 乗り換え

【1月22日特記】 PC を買い替えた。金曜日に届いて、昨日と今日で大体設定が終わった。

前に書いたとおり、それまでに使っていた PC が立ち上がらない、閉じられないの繰り返しであまりに不調だったから。これまでは大体6年ぐらいで買い替えてきたのだが、4年に満たなかった。残念だが仕方がない。

さて、この2日間でPC の乗り換えがますます簡便になっているのに驚いた。かつてはひとつひとつアプリケーションをインストールして、それをまたひとつずつカスタマイズして行く必要があった。

ところが今は、アプリケーションをインストールしただけで設定が引き継がれたりする。それはつまり、今までログインして使っていたために、Web上のどこかに設定が保存されていたからである。

これを「個人情報を盗られた」と言う人もあるが、僕はむしろ「便利で助かる」と思うほうである。

» Continue reading

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Saturday, January 21, 2017

映画『牝猫たち』

【1月21日特記】 映画『牝猫たち』を観てきた。ロマンポルノのリブートと銘打たれたシリーズである。

僕は決してロマンポルノを低く見たりしていない。日活ロマンポルノが始まったときはまだ見られない年齢だったが、後期は何本か見ているし、気に入った作品もあった。

日活ロマンポルノが数々の名監督を輩出していることも承知しているし、今回のリブートにも名だたる監督が参加していることも知っている。

それでも今まで1本も見なかったのは、今さらロマンポルノでもあるまい、という気持ちからである。

あの当時のロマンポルノは、紛れもなく男が性欲を満たすために見るものであった(あるいはむしろ性欲を紛らすため、あるいは逆に性欲を掻き立てるために見る人もいたかもしれない)。

今やそんな目的のために映画館に足を運ぶ必要はない。もっと簡便にもっと強烈なものをネットから仕入れることができる。当時あの程度の表現で男たちの妄想を掻き立てられたのは、つまりはそういう時代であったということである。

小さな館とは言え、上映30分前から満席売り止めというのにも驚いたが、もっと驚いたのは女性客が多いこと。僕らがションベン臭い小屋でロマンポルノを観ていた時代には女性客なんて一人たりともいなかった。

つまり時代が違うのである。その違う時代にもう一度ロマンポルノをと言われてても見る気にはならなかったのである。

» Continue reading

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Thursday, January 19, 2017

1/19サイト更新情報

【1月19日特記】 サイトを更新しましたのでお知らせします(このブログではなく、併設している私のHPの更新案内です)。

今回はレギュラーの言葉のエッセイ1編のみです。前回予告した通り、「意味はたくさんある」の続編を書きました。

というわけで今回の更新は下記の通り:

» Continue reading

| | TrackBack (0)

Wednesday, January 18, 2017

『なんでやねんを英語で言えますか? 知らんとヤバいめっちゃ使う50のフレーズ+α』川合亮平(書評)

【1月18日特記】 誰かが twitter で紹介していたのを見て発作的に買ってしまった本。Amazon の内容紹介にはこう書いてある:

「なんでやねん」「あかん」「アホくさ」など、呼吸と等しく使う50の「めっちゃ使うフレーズ」をイラスト&ダイアログで紹介! ドタマからおいどまでオール関西弁の参考書。めっちゃテストに出るで! 知らんけど。

間違って買う人がいたらいけないので初めに書いておくと、これは英会話の本ではない。大阪ネタ満載の謂わば大阪本であり、つまりは実用書の類ではなく、ひたすら面白おかしい読み物なのである。

だから、「私は大阪出身で小さい頃から大阪弁に親しんできたので、この本は丁度良い。これを読んで英会話の勉強をしよう」と思っている人がいたら、まあ確かにそういう勉強法もあるのかもしれんし、そういう勉強法で成果を挙げる人もいるのかもしれんが、僕はちょっと違うような気がする。

学習したいのであれば何もこの本を買うことはない。この本はためになる本ではなくおもろい本なのだから。テストに出ることはないのだ。知らんけど。

ただし、関西弁のネイティブ・スピーカーであれば大いに楽しめるかと言えば、それだけではダメである。この本の本当の面白さは、ある程度英語が解っていて初めて理解できるのである。

僕が学習向きではないと言うのはそういう意味である。

» Continue reading

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Tuesday, January 17, 2017

『バベル九朔』万城目学(書評)

【1月17日特記】 正直言ってよく分からなかった。

「よく分からない」にもいろいろあって、「著者が何を意図しているのかさっぱり理解できず全く共感できない」というのもそのうちのひとつだが、今回はそうではなくて、書いてあることがちゃんと理解できなかった、ということだ。

こういう小説を読みつけている人には書いてあることが「ふん、ふん」と頭に入って来るのかもしれないが、僕の場合は終盤にはもう何がどうなっているのか、「さっぱり解らない」というのではなく、「今イチ解らない」のである。

万城目学の本はこれまで『鴨川ホルモー』と『プリンセス・トヨトミ』を読んでおり、両作とも映画も観ているくらいで、ものすごい万城目ファンではないにしても、この世界観は嫌いではない。

でも、今回はあんまり話について行けなかった。

» Continue reading

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Monday, January 16, 2017

STARS ON ICE

Starsonice

【1月15日追記】 生まれて初めてアイススケートのショーを観に行ってきた。STARS ON ICE (横浜アリーナ)。

上演中は撮影録音は禁止されていたので、こんな写真しか撮れなかったが、世界の元メダリストや日本のトップクラスのフィギュアの選手が出ていてとても素晴らしいものだった。

行く前に悩んだのが何を着て行くか? 屋内のイベントなのでそんなに寒いはずはないのだが、氷が溶けても困るだろうからそんなに暖かいとも思えない。何をつまらんことを、と言われるかもしれないが、何せ初めてなので勝手が分からない。

他にも写真を撮っていいんだろうか、とか、観ながら飲み食いしてもいいんだろうか、などと夫婦でいろいろ悩みながら、今回同行した義妹(彼女はアイスショーを観に行った経験がある)にも事前に相談したりした。

» Continue reading

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Sunday, January 15, 2017

『僕らのごはんは明日で待ってる』タイトル考

【1月15日追記】 昨日、映画館内のショップでこんなやり取りをした:

「パンフレット(を買うの)はここでいいんでしょうか?」
「はい。どの映画でしょうか?」
「えっと、僕らの、僕らの…」
「僕らのごはん、ですね」

タイトルが変な日本語だから憶えられないのである。

家に帰って、妻に「何の映画観て来たの?」と言われてタイトルを教えると、「何それ? 日本人が書いてるの? 文法がおかしいよ」と言われた。確かにその通りなのである。

でも、一晩経って漸くその意図するところが解ってきた。

» Continue reading

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Saturday, January 14, 2017

映画『僕らのごはんは明日で待ってる』

【1月14日特記】 映画『僕らのごはんは明日で待ってる』を観てきた。瀬尾まいこの小説が原作であることは後から知った。僕が見に行ったのは監督が市井昌秀だったから。市井昌秀監督の前作『箱入り息子の恋』がとても良かったから。

あの映画は『逃げるは恥だが役に立つ』で去年大きな話題になった星野源を主役にしていた。市役所勤めの異常に几帳面な35歳・童貞の恋のお話で、今から思うとまるで逃げ恥の前日譚のような映画だった。

そして市井監督は今回もやや変わったタイプの人間を主人公にしている。乱暴に言ってしまうと、男も女もフツーの人とはちょっとずれた変わり者カップルの話。自分がそうだから、ということもあるが、僕はこういうのにとても惹かれてしまう。

映画はこのカップルの高校1年から就職までの7年間ほどを描いている。

葉山亮太(中島裕翔)はウルトラ・ネガティブな発想の持ち主。いつも人が死んだ小説ばかりを読み、教室でひとりたそがれているのでクラスに友だちがひとりもいない。

みんなが敬遠して話しかけたりしない亮太に、しかし、クラスメートの上村小春(新木優子)はお構いなしに話しかけ、ずけずけと意見したりする。そんな小春はウルトラ・ポジティブな発想の持ち主だが、どこか根気が続かないところがある。

亮太は兄を病気で亡くしており、小春は父親が誰か知らず母親には棄てられて祖母と2人で暮らしている。そういう経験や環境が今の彼らを作っている。

だが、小春は亮太の上辺を見るのではなく、亮太の内面の、しかも他の人は誰も評価しないところを評価しており、実は中学時代から亮太のことが好きだったのである。

この新木優子という女優、僕は今まで全く知らなかったのだが、筆舌に尽くしがたいほど良い。

まずめちゃくちゃ可愛い。造作だけでなく表情が可愛い。そして、小春の明るいところ、前向きなところ、意外に頑固なところ、健気なところなど、全ての側面を余すところなく演じきっている。僕は呆けたように見入ってしまった。

» Continue reading

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Friday, January 13, 2017

『チア☆ダン』マスコミ試写会

【1月13日特記】 映画『チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話』のマスコミ試写会に行ってきた。3/11ロードショーの作品。

大人たちがこういう映画を観ると「子供騙しの青春ドラマ」だと言うかもしれない。確かにそういう感じ方も解らないわけではないのだが、でもよく描けている、というのが僕の正直な感想。

確かに彼女たちのチアダンスが全米の大会で優勝するまでのレベルには見えない。でも、決勝については粗が見えないように巧い撮り方をしていたし、何よりも出演者たちがとてつもなく練習したのだなということはしっかり伝わってきた。

「役者という職業は大変だ。こんなことまで習得しなきゃいけないんだから」と、おじさんはそんなことを思いながら見入ってしまった。

脚本を書いたのは林民夫で、僕は昔から結構贔屓にしている。ベースはコメディ調になっており、まるで漫才みたいな台詞も出てくるのだが、この作家はこういうトーンのものも書けるというのは新たな発見だった。

筋はタイトルが示すとおりで、そこに結末まで書かれている。福井県の高校が全米で優勝するという設定は普通であれば嘘っぽくなってしまうのだが、そのこと自体は事実であるとタイトルで宣言してしまっているのが巧い。

» Continue reading

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Thursday, January 12, 2017

買い換える/生き延びる

【1月12日特記】 僕は去年の7月に東京に転居し、9月に妻が追いかけてきた、と言うか、追いついた、と言うべきか。で、事情があって、今年の夏にはもう一度家を変わることになる。

転居は物を捨てたり買い替えたりする良い機会にもなる。

現在、これを機会に買い換えようかと言っているものが我が家にはたくさんあって、例えばエアコン、例えば洗濯物の乾燥機(これは洗濯機と一緒に買い換えることになるだろう)、例えば体重計、例えばデスク、あともちろんカーテンとか照明とかも。

僕の人生も疲れてきたが、ま、家電製品や家のもろもろの備品もそろそろ疲れてくるころだと言うことだろうか。

» Continue reading

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Tuesday, January 10, 2017

キネマ旬報ベストテン

【1月10日特記】 さて、今年もキネマ旬報ベストテンが発表されました。毎年やっているように、僕が選んだ「キネマ旬報ベストテンの20位以内に入ってほしい邦画10本」と見比べながら総括したいと思います。

まずは今日発表になった第90回キネマ旬報ベストテン:

  1. この世界の片隅に
  2. シン・ゴジラ
  3. 淵に立つ
  4. ディストラクション・ベイビーズ
  5. 永い言い訳
  6. リップヴァンウィンクルの花嫁
  7. 湯を沸かすほどの熱い愛
  8. クリーピー 偽りの隣人
  9. オーバー・フェンス
  10. 怒り

いやあ、今年は驚きましたね。ひとつは『この世界の片隅に』が1位だったこと。もうひとつは『君の名は。』が10位以内に入っていなかったこと。

» Continue reading

| | Comments (0) | TrackBack (0)

«UFO