映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』
【6月8日 記】 映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』を観てきた。
原作は荒木飛呂彦の大ヒット長編漫画『ジョジョの奇妙な冒険』のスピンアウト作品。後に NHK でドラマ化もされている。今回はその NHKドラマの劇場版である。
僕はいずれも観て(読んで)いないので、普段はこういう映画は観ない(観ても分からないんじゃないかと思うから)のだが、似たような条件で観たにも関わらずしきりと褒めている知人がいて、少し気になって観に行った次第。
一応観る前に岸辺露伴は人気漫画家で、人間の心の中や記憶を書物に変えて読むことができ、そこに書き込むこともできるという特殊能力の持ち主であることだけは予習しておいたのだが、それは冒頭の骨董屋のシーンで一気にさらっと説明してくれた。
岸辺露伴に扮した高橋一生がかなり作った、と言うか芝居がかった喋り方をしている。そのお供役の編集者・泉京香役の飯豊まりえが軽くてバカっぽい喋り方でコントラストをつけている。超能力の岸辺に対しておバカな免疫力とでも言うべき京香が面白い。
その2人が、とある日本人画家が描いたこの世で最も黒い絵を求めてルーヴル美術館に行く話である。
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