時間と記憶
【12月4日特記】 記憶というものは濃度を変えながら時間軸の中を伸びてきているのだ、と再認識した。
ついさきほどのことについては、我々はくっきりとした濃度の高い記憶を持っているはずだ。それが昨日、1週間前、1ヶ月前と遡るにつれて、記憶はぼんやりと薄れてくる。そして同時に全く思い出せないことも増えてくる。勿論その中には永遠に忘れてしまったこともあれば、何かのきっかけでまた甦ってくる記憶もあるのだろうが・・・。
半年前、1年前、2年前と時を重ねるにつれて、我々の記憶は全般に薄れてくる。同時に、憶えていることと憶えていないことがまばらになってくる。つまり、全体的に濃度が低くなるだけではなく、分散して密度も低くなるのである。
記憶というのは時間軸に沿って、そういうグラデーションを形成して行くものだと思う。




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