Thursday, December 04, 2008

時間と記憶

【12月4日特記】 記憶というものは濃度を変えながら時間軸の中を伸びてきているのだ、と再認識した。

ついさきほどのことについては、我々はくっきりとした濃度の高い記憶を持っているはずだ。それが昨日、1週間前、1ヶ月前と遡るにつれて、記憶はぼんやりと薄れてくる。そして同時に全く思い出せないことも増えてくる。勿論その中には永遠に忘れてしまったこともあれば、何かのきっかけでまた甦ってくる記憶もあるのだろうが・・・。

半年前、1年前、2年前と時を重ねるにつれて、我々の記憶は全般に薄れてくる。同時に、憶えていることと憶えていないことがまばらになってくる。つまり、全体的に濃度が低くなるだけではなく、分散して密度も低くなるのである。

記憶というのは時間軸に沿って、そういうグラデーションを形成して行くものだと思う。

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Tuesday, December 02, 2008

PC雑誌のQ&Aコーナーを推察する

【12月2日更新】 僕は『日経パソコン』という雑誌をもう何年も読んでいるのだが、読んでいていつも不思議に思うのが読者からの質問コーナーである。

こういうコーナーはまだインタラクティブなメディアというものがなかった時代の遺物であると思うのだが、いまだにしぶとく生き残っているのである。

そもそもPC雑誌を読む人はPCを使う人だろうし、今やそのうちのほとんどはインターネットに繋がっている人のはずだ。であれば、雑誌に投稿なんかするより Web で検索するほうがよっぽどてっとり早いと思うのだが・・・。

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Monday, December 01, 2008

コートとカードと顔パス

【12月1日更新】 それほど寒くもなかったが、12月になったので今年初めてコートを着て出勤した。「11月中はコートを着ない!」という、かつての主義の裏返しだ。

で、それは良かったのだが、珍しくIDカードを家に忘れてきてしまった。

忘れた場合は受付で申請をする。で、受付嬢は何を以て彼が社員であると判別するかと言えば「顔パス」である。

「何々部の誰それさん」とひと目で言い当てられるかどうかはともかくとして、社員かどうかという区別は彼女たちにははっきりとついているようなのである。普段から写真入り名簿を見て頭に叩き込んでいるらしい。こちらとしては頭が下がる思いである。

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Sunday, November 30, 2008

西宮ガーデンズに行ってきた

【11月30日特記】 1つ前の記事に書いたように先週水曜日にオープンしたばかりの西宮ガーデンズに行ってきた。

N_gardens1 ←遠くから見るとこんな感じ。駅から今津線と平行に走る歩道橋(動く歩道あり)で館の2Fと繋がっている。人込み整理要員があちこちに配されて立っている。

N_gardens2 入り口はこんな感じ。→

直接の目的は5階の TOHOシネマズ西宮OS である。で、これまた前の記事に書いた通り、12スクリーンある映画館の作りは東宝系統一デザインで、特に中に入ってしまうと「ここは TOHOシネマズ西宮OS か、それとも OSシネマズ ミント神戸か?」と訊かれたらまず答えられない。

初日から3日間のウィークデーは1000円均一でやっていたみたいだが、今日はシネマイレージ会員になってネットで座席を取ってみた。

座席予約の前に入会手続きをし、カードの受け取り場所に TOHOシネマズ西宮OS を指定して、座席を押さえて、映画館に行き、まずチケット販売窓口でカードを受け取って、チケットはそこで受け取らずに機械で発券する。

で、どこまでが東宝共通でどこからが西宮独自なのかよく分からないが、会員になると1300円で見られるのである。

入会金が500円なので合計すると、初回は一般購入と同じ金額になる。次回からはいつでも500円引きである。つまり、入会してそれっきりになっても損はない。その後観るたびにメリットはある。プラス他にもマイルがつくなどいろいろ特典がある。

となると入会する人多いんじゃないかな? 囲い込み策としては有効だと思う。

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映画『みんな、はじめはコドモだった』

【11月30日特記】 The ショートフィルムズ『みんな、はじめはコドモだった』を観てきた。

そもそもこの映画は大阪の朝日放送(ABC)が新社屋完成記念事業の一環として製作し、7月にABCホールで無料招待上映されたものだ。

僕はABCの新社屋移転前から狙っていて、ま、ABCの誰かに頼めば間違いなく切符は取れたと思うのだが一応ちゃんと Web 上で無料招待上映会に応募したのである。

で、当落の連絡がかなりギリギリになったということもあるのだが、結局いつの日付で申し込んだのかを忘れてしまい、第1希望日で当選の連絡が来た時には既に別の予定が入っていたのである──しかも、皮肉なことに、その予定というのは「ABCの新社屋を見学させてもらってその後一緒に飲もう」という企画だった。

で、僕は仕方なくこれから上映会が始まる会場を見せてもらっだけで、作品は見ず終いになってしまった。

でも、その後この映画の一般公開が決まり、おかげで先日オープンしたばかりの"西宮ガーデンズ"に行くことができた。僕が生まれて初めてプロ野球を観た西宮球場とその周辺をぶっこわして建てられた一大ショッピングセンターである。TOHOシネマズ西宮OS はその5階にあった。イメージを統一しているので他の東宝直営館とそっくりである。

さて、西宮ガーデンズについてはこの後の記事で書くとして、まずはこの映画について書くことにする。

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Saturday, November 29, 2008

Man is mortal

【11月29日特記】 「喪中につき年末年始のご挨拶ご遠慮申し上げます」──今年もそんな葉書がぱらぱら届く季節になった。

どうしてなのか自分でもうまく分析できないのだが、僕は人が死ぬということに対してあまり大きな感情の動きを覚えない。人生において深くかかわった人が死んだ折にも泣いたりした記憶はない。

冷たい人間なのかもしれない。いや、自分では自分を冷たい人間だと断定するだけの自信がない。ただ、外から見ればそういうことなのかもしれない。

もちろん僕だっていろんな人が死ぬたびにそれぞれにいろんな感慨を覚える。しかし、その感慨の大部分は「ああ、人は死ぬんだ」という共通の感慨なのである。特定の個人(故人)に対する思いよりも、いつもそういう前提にたどり着いてしまうのである。

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Friday, November 28, 2008

身体の動きと脳の差分

【11月28日特記】 昨夜、帰りの電車で隣に若い女性が座って、ものすごいスピードで延々と携帯メールをカシャカシャカシャカシャ──何度見ても違和感を覚える光景。

誤解のないように、嫌悪感ではない。自分とは違うなあという思い。

僕はどうしても携帯のキーで文章を打つという行為に馴染めないのである(だから、こんなに馴染んでる人を見ると、「うーむ、俺とは何かが根本的に違う」と思ってしまうのである)。

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Thursday, November 27, 2008

書いたものは残る。検索すれば出てくる。

【11月27日特記】 先日いきなり「今ジェイク・シマブクロがTVに出てるよ」という電話をくれた人がいて、大いに驚いた。多分、HPに書いたこの記事を読んでくれたのだろう。

確かに僕はジェイク・シマブクロに触発されてウクレレを始めた。立て続けに彼のアルバムを2枚買ったのも事実だ。ただ、その後、僕の心は少し彼から離れて行った。めちゃくちゃ巧いし、カッコ良いということに今もって異存はないのだが、なんかウクレレの持つ楽しさが感じられない気がして、最近はむしろトラディショナルなハワイアンを聴くことのほうが多くなっているのである。

そういうことについても、僕は自分のHPやブログで何度か書いてきたような気がする。ただ、電話をしてきてくれた彼は、僕の最初のジェイク礼賛の記事だけ読んで、その後の心境の変化の記事は読んでくれていないのである。

もちろん、僕も自分の書いたものを隈なく読んでくれている読者がこの世の中にいるなどとは思っていない。僕の書いたものなど(読者が僕の知人であろうとなかろうと)たいていは読まれないのである。

だから、彼がその後の記事を読んでくれていないことを不満に思ったのではない。逆に、僕がもう随分前に書いた記事を彼が読んで、それをずっと記憶してくれていたことに驚いたのである。自分自身、その記事を読み直して、あ、この頃はこんな風に感じていたんだと再確認したくらいである。

僕自身は次の記事をネットに上げることによって、ジェイクに血道を上げていた頃の自分は消し去ったような気でいたのだが、前の記事だけ読んだ人にとってはそういう訳ではなかったのである。現に僕がジェイクに憧れてウクレレを買った記事はいつまでも僕のHPに残っている。

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Tuesday, November 25, 2008

RegCleaner Professional ver.3.8

【11月25日特記】 このブログでも何度か紹介したレジストリの最適化アプリ RegCleaner Professional がバージョン 3.8 にアップデートされた。

早速ダウンロードしてアップデートした。旧バージョンをアンインストールしてから新バージョンをインストールしなければならないところが注意点である。

で、早速試してみると、随分速くなった(検索がすぐ終わる)し、強力になった(レジストリの最適化によるダウンサイジングの幅が大きくなった)気がするし、安全確実になった気もする。

3つ目の点の根拠は、レジストリのエントリを削除しようとすると「これは Windows で保護されているので削除できない」という、今までは出なかったアラートが出て、「次回から除外する」という選択もできるようになっていたから(でも、それなら「安全に削除できます」と書くなよなあという気もする)。

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Monday, November 24, 2008

クナイプの季節

【11月24日特記】 今年もだんだん寒くなってきた。クナイプの季節である。

さとなおさんが「さなメモ」に書いておられるのを読んで、「あ、結構みんな使ってるんだ」と思ったのだが、僕はさとなおさんよりもずっと前から使っている。かれこれもう10年以上ではないだろうか。

初めてクナイプのお湯に入った時の驚きを今も忘れない。あれは何だったんだろう。

皮膚がお湯にギュウギュウ押されるような感じがして、心臓ドキドキして叫びそうになった。あの時はよほど体が冷え切っていたのだろうか、それとも思い込みの類だったんだろうか、いずれにしても2度と同じ感覚を得ることはない。

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Sunday, November 23, 2008

映画『天国はまだ遠く』

【11月23日特記】 映画『天国はまだ遠く』を観てきた。主演は加藤ローサとチュートリアルの徳井義実である。残念ながら僕があまりそそられる顔合わせではない。それでも見に行ったのは監督が長澤雅彦だったからだ。

前作『夜のピクニック』を、僕はこの監督が何者か全く知らずに見に行った。それは恩田陸の原作が素晴らしかったのと、主演が多部未華子だったからだ。そして、映画化は難しいと思われたあの小説を、見事なほどに原作に忠実に、かつ映像的にも目を瞠るような、非常に感慨深い作品に仕立て上げた手腕に驚いたのであった。

さて、今回のこの映画、日曜日ということもあるのだろうが結構入っている。果たして、そのうち何人が僕と同じように長澤監督の名前に惹かれてやってきたのだろう?

明らかに加藤ローサのファンと思われる少年たち。どうやらイケメン徳井目当ての女性2人組。そして、見終わるまで知らなかったのだが、この映画の原作は瀬戸まいこだった。この原作を読んで見に来た客もいたのだろう。

舞台は京都の北部、宮津市の人里離れた民宿「たむら」。両親の死後、この民宿をひとりで切り盛りしている(と言っても客はほとんど来ない)田村(徳井義実)の元に、都会の生活に疲れ果てた山田千鶴(加藤ローサ)がやってくるところから始まる。

千鶴は自殺しようとしている。素より田村はそれを見抜いている。しかし、着いた初日に千鶴が自殺に失敗していたとは知らず、「ほんで、いつ死ぬん?」などと、わざと突き放した言い方をする。

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Saturday, November 22, 2008

11月中

【11月22日更新】 前にも書いたことがあるのだが、私はかつて11月中は何が何でもコートを着ない主義を貫いてきた。毎年11月最後の週がかなり辛いのだが、その辛さの程度によってその年の冬の厳しさが占えるのである。

ところが、3年ほど前からその鉄壁の習慣が崩れつつある。これも年のせいである。

年のせいと言うのは、寒さに抗して主義を貫くにはあまりにこの肉体が老いさらばえてしまった(要するに寒くて辛抱できない)ということがひとつ、もうひとつは、年を取るにつれて若い時にあったいろんな物事への拘りが褪せてくる、ということである。

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